「やり直したい!」別れた3日後に元サヤに戻りたいと言った彼の心理
26歳女性、会社員です。
元サヤに戻れたのは、2年交際中の彼26歳(学年は一つ下)公務員の男性です。
東日本大地震が起きた2011年3月、私は大学(都内)卒業の時期の事でした。
自身の体調が良くなかったこともあり、地震を機に実家のある田舎へ帰省しました。

気になる存在の彼に酔った勢いで自分から告白!
しばらく療養の日々がつづいていたある日、市内の消防団の副団長であった叔父から誘いを受けました。
「(気晴らしに)一日消防団長をやってみないか?」
既に私は身体の調子も良く、即オッケーしました。
元々こういう「普通に過ごしてたら出来ないこと」や「知らない世界」が大好きな性格です。
一日消防団長当日、消防署の他市内のあらゆるイベント場所へPR活動へ行きます。
その時に、私のスケジュール担当で行動を共にする係が彼でした。
その日はお互いにやることをそつなくこなし、大した会話もなく、印象も薄かったです。
ところが後日、それをきっかけに地元ラジオに呼ばれたり(それにも彼はいる)、数少ない飲み会の場にも呼んでいただき、彼の顔を見ているうちになんとなく私は彼が気になり出していました。
周りの大人達(おじさんおばさん)も、私たちをくっつけたがっているようでした(田舎なので)。
その後、お互いに連絡先など知らなかったものの、終電(上下線で違う電車)で地元駅で偶然会って、酔った勢いで連絡先を交換し、そのままなんだかんだ仲良くなり、私から告白しました。
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交際2年、気持ちが冷めた別れたいと彼からの告白
「一週間待って」と言われましたが、一週間後、今度は彼の方から返事というよりは告白してくれました。
それが、付き合ったきっかけ、はじまりです。
元々お互いに盛り上がったりしない、イチャイチャなんてない恋愛でした。
彼は公務員といえど忙しく、土日には接待ゴルフがほとんどだったり。
防災課にいたので、市内で地震・自然災害・火事など起こればすぐに駆け付けなくてはいけません。
連絡はLINEや電話でしたが、週に2〜3回連絡取る程度、会うのも2週に1度、少ない時は月に1度でした。
だけど彼が浮気とかは疑ったこともなく、こちらも信用されているのがなんとなく分かって、だからこそ細々と連絡しない間柄が楽でもありました。
「淡白だなあ…」なんて思いながら。
たまに私が寂しい時など被害妄想癖があり、それを話すけど、彼は
「会いたくなければ迎えに来ない、電話もしない」と常に行動で示してくる人です。
(好き、なんてこちらが詮索しないと絶対言わない。)
しかし付き合って2年ほどが経ったある日、急に彼から「気持ちが冷めてしまった。
(こんなに一緒にいて)今更だけど、別れたい。」とLINEで言われました。
「気持ちが冷めた。別れたい。」
彼からそうLINEが来て、だけど私は、彼が冗談でそういうことを言う人ではないことを既に知っていました。
そして、今急に思ったわけではなく、きっとここ1ヶ月位ずっと考えていたんだろうとも思いました。
その時私は復縁したい、とは思いませんでした。
彼の心を動かすのはもう無理だ、と思ったからです。
だけどLINEで「分かった、バイバイ」と言えるほど大人でもなく、これまでの2年もあるので、
「とりあえず、ちゃんと会って話を聞きたい」といい、彼も
「勿論そのつもり」と返信が来ました。
その日は日曜日で、その週の金曜日、仕事終わりに会うことになりました。
とりあえず、どうもがいても仕方がないので、私は約一週間の間に気持ちの整理をし、彼に伝えたいことは全て伝えて別れようと決めました。
(まだまだ2人でやりたいことがたくさんあったのでそれを書いたり、お礼を伝えなきゃな、とか思っていました。)

別れを切り出したのは彼なのに「ゴメン」と涙する彼
そして金曜日。
私は自分が思っていたとおりに彼に思いを伝えました。
彼は先のLINEで「友達に戻りたい」と言っていたけど、
「私たちまず友達じゃなかったし、私はまだ好きなままで連絡しちゃいそうだから、連絡先は消すよ、もう会うことはないよ」と伝えました。
あの淡白な彼が、「ごめん」と言いながら涙を流していました。
とりあえず金曜日にお別れしたので、土日で切り替えて、月曜からまたしっかり仕事しないと!と考えていた私。
案外切り替えが早い私でした・・・。
土日の間に、彼との思い出の品を整理しました
(捨てたのもあるけど、高価なものやお揃いのものを捨てる勇気はまだなく、それらは段ボールに詰めて開かないようにして、クローゼットの奥にしまい込みました。) そして、彼の連絡先も消去しました。
月曜日。
晴れやかな気分で出社したものの、やはり同僚に話すと皆寄り添ってくれ、まだ同僚に甘えていたように思います。
お昼に知らない番号から着信が。
普段は知らない番号だと出ませんが、その日はなんとなく出ました。
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別れたばかりの彼からいきなり連絡!その内容は?
すると
「俺」
「…?すみません、どなたでしょうか…?」
「切り替え早過ぎない??」
電話は別れたばかりの彼からでした。
動揺しましたが、余裕ぶりながら(笑)
「どした?なんか忘れた?」
と明るく話しかけたところ、
「いや…あのさ…やっぱり別れたくないんだけど…」
てえええええ!!!! 意味が分からん。
ついに動揺を隠せない私は「ご、ご飯食べた?」
「いやまだだけど…」
「じゃあとりあえずお互いご飯食べて落ち着こうね!じゃあね!」
と言って電話を切る。(笑)
さて、どういうことかと次の日に直接会い話を聞いてみれば、
「自分の意思は定まったと思ってたんだけど、○○(私)と会って揺れてる自分がいた。こいつこんなに可愛かったかなあと思った。で笑顔で「ありがとう、バイバイ」と別れた途端にやっぱり別れたくないってなった。
でもそれじゃチャラ過ぎると思って土日我慢したが、やっぱりやり直したいと思った。」
「良かったら、また、俺と付き合ってください(日曜に近場で買ったポップコーン缶のお土産を一緒に差し出される)」
まだ好きだった私、訳もわからずに
「はい…(ポップコーンを受け取る)」
現在、その彼とお付き合いが5年以上経ち、同棲するまでになりました。
(早く結婚しろよという話なのですが、私の個人的な事情でまだ出来ないでいます)
当時は付き合っていても、私から好きになったから私の方が惚れた弱みというか、ずっと自信がありませんでした。
彼は公務員で、身長も180cm以上あって、心が広く、「私よりもっと良い人がいるはず…」とばかり思ってしまっていました。
しかしその一件があってから、私って愛されてるんだなあと自信が持て、またそれを感じることが出来るようになりました。
それが大きな変化かもしれません。
何かあれば私は優位に立てることないなあと思っていたけど、今は「あれー?泣きながら私を振ってまた付き合いたいとか言ってきたのは誰でしたっけえ?」とドヤ顔で言えます。
もしもあの時、彼の電話がなかったら。
復縁を、オッケーしていなかったら。
私の隣には、今誰がいるんだろう。
想像しても、答えはまったく分かりません。
早く彼にプロポーズしてもらえるよう、今度は?私が頑張る番です。