まるで現代版ロミオとジュリエットのように離ればなれ引き裂かれる
30代前半の時に彼女に出会いました。
自分は男性、会社員として働いています。
元サヤに戻ったのは、結婚10年目の妻で当時20代、今は30代前半の女性
今はパート勤務の妻です。
別れて半年で復縁したエピソード

大好きな女性にアタック、断られるも彼女が紹介してくれた女性が後に妻なる!
当時、自分には学生時代から好きな女性がいて、事あるごとに交際を申し込んでいたのです(妻ではない女性)
「私には勿体無い」といつも断られていました。
何度も交際を申し込んでもフラれてばかり…その女性は私に申し訳ないと考えたのか?驚く事をします。
ある時、「同じ職場で彼氏募集中の女の子がいて、あなたと相性が良さそうだから紹介するね」と彼女を紹介されました。
その彼女が後に私の妻です。
話をすると趣味や好きな食べ物などが合い、意気投合したので時間を置かず交際をスタートしました。
彼女はコールセンターでバイトをしていたのですが、勤め先がたまたま自分と同じオフィスビル
オフィスラブのような感じで休憩時間にも、少しの時間を惜しむように会ったりもしていました。
彼女は地方出身だったのですがちょうどその頃、彼女の地元に仕事で良く行っていたので更に距離は縮まり、お互い結婚を意識するようになりました。
この占い師の名前を暴露します
彼女は強制的に実家に戻され離れ離れになる
彼女は「将来、弁護士になる」という前提で親の許可を貰い、上京して進学したのです
夢が叶わず大学卒業後はアルバイトを続けながら暮らしていました。
ある時、彼女が消えました!
彼女が大学卒業後にアルバイトしている事が両親に知られてしまいます。
それに業を煮やした彼女の両親が突然、彼女を連れ戻しに上京して来て、有無を言わさず地元に連れて帰られてしまいました。
私がそれを知ったのは彼女が強制的に地元に連れて行かれた後で、為す術もありませんでした。
彼女と離ればなれの引き裂かれた生活はとても不安です。
携帯電話も取り上げられ、連絡は彼女が親の目を盗んで公衆電話からしてくる電話のみとなり、週に1回、連絡が取れるかどうかという状態でした。
実家の住所も知らなかったので、直接会いに行く事も手紙を出す事も出来ず、これは消滅してしまうんだろうなぁと思いながらしょんぼりとしていました。
今なら間に合う!あの人の気持ちを自分に向かせたい!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
まるで現代版のロミオとジュリエット
とにかくこちらから連絡の取りようが無かったので、時々掛かってくる彼女からの電話が唯一の連絡手段でした。
彼女の連絡をただ待つ毎日…
私としては諦めたくなかったのですが、彼女の事諦めざるを得ないのかなぁとも思っていました。
しかし彼女の方は両親へ許しを請うために頑張っており、結婚したい人と出会った、どうしてもその人と結婚して一緒に生きて行きたいと説得を続けていました。
最初は聞く耳も持ってくれなかったようですが、私が彼女の地元で仕事をした事がある人だと言うと「どんな奴だ」と聞いてきたので、私の会社や仕事内容、人柄などを力説したそうです。
後日聞いた話だと私が彼女の地元で仕事をしたのが、なんと彼女の父親が勤める会社でした。
半年後ぐらいに、突然彼女から「もし、まだ私の事が好きで、結婚したいと思っているなら会いに来て欲しい」というメールがありました。
突然のメールに驚きましたが、彼女への想いは変わらずだった私は彼女に会いに行きます。
彼女と日程を調整し、彼女の地元に飛ぶと空港で彼女が待っていてくれました。
変わらない笑顔のままで、彼女は待っていました。
「私からお父さんを説得したから、あとは頑張って」と言われ、突然の事で心の準備が出来ていませんでしたが彼女の実家に向かう事になりました。
簡単に自己紹介をして、吃りながらですが平身低頭、誠心誠意を込めて「お嬢さんと結婚させて下さい」と言うと彼女のお父さんは涙を浮かべながら「親との約束も守れない娘ですが、こちらこそよろしくお願いします」と結婚の承諾を頂けました。
今となっては「現代版のロミオとジュリエットだね」と笑えますが、当時は平成の世の中でこんな事って本当にあるのか?もしかしたら誘拐されたのではないかと思っていました。
今でも、空港で待っていた妻の姿は頭に焼き付いて離れません。